香川ではうどんからWi-Fiが飛んでるらしいよ。
早朝に慌ただしく出発した甲斐があり、開館とほぼ同時に美術館入りできました。
私がこの日初めての来館者だったようです。
もともとオフシーズンで観光客が少ないことも手伝い、館内はしばらく私一人の貸し切り状態でした。
そのことの何がいいかというと、作品も、建物の静けさも、全て独り占めできた点・・・!
順路もめちゃくちゃに行きつ戻りつ堪能しました。
建物自体が安藤忠雄の設計で、開放感があって洗練されていて
いるだけで清々しい気持ちになります。
2階から1階へ降りるスロープを通っている時は自由に空中を歩いているような不思議な浮遊感を覚えました。
こんなに他者の存在を気にせず作品と対峙できる経験は今後もあまりないかもしれません。
(あ。改装前の上越市は小林古径美術館も、来館者が少な過ぎてかなりじっくり作品を独り占めできる良環境でした。笑 今はどうなっているのでしょうか?)
作品としては、大竹伸朗氏の船底を丸く切り取った穴から瀬戸内海を見渡す物が最も印象的でした。
普通なら気にも止めない船底のなだらかな曲線の美しさに見入り、
また穴から覗く瀬戸内海の景色の美しさに胸を突かれました。
残念ながら、この美術館、そしてこの後向かう家プロジェクトなど
島内のアート関係の場所は撮影禁止であることが多く、一番感動した場面は写真がありません。
是非実際に足を運んで体感して頂きたい。
というわけで、字ブログでした〜