今日はしとしと雨です。
皆様は元気にお過ごしでしょうか。
ところで、先日一人旅をしてきました。
行き先は香川です。
もうかれこれ10年程行きたいと思い続けていた、
「直島」という現代アートと共存している離島に
念願叶って行ってきました。
自分の備忘録も兼ねて、しばらくはそのことを綴りたいと思います。
まずはうどんを食べまくることを想定して、
羽田ではヘルシーにサラダランチを頂きました。
一人旅は「このお店でいい?」とか誰かに伺いを立てる必要がなく
大変気楽です。
何をしても、何をしなくても自分次第です。
野菜を食べているだけなのに幸福感が込み上げます。
定刻通り飛行機は着いて、高松空港から高松駅までバスで移動します。
やたらとカワイイ高松駅です。
夕暮れ時の高松の町。
20分ほど歩いて商店街に辿り着きました。
たぶん日本有数の大規模商店街という「丸亀商店街」の一部と思われますが、なにしろ方向音痴なので自分がどこにいるのかよくわかりません。
夕食のため居酒屋に入り、うどんに次ぐ香川名物の「骨付鳥」で乾杯。
どの店でも親鳥か若鶏を選べるようで、私は若鶏にしました。
不器用に箸で裂きながら食べていると、
カウンターの隣に座ったおじさんが
「コレでつかんで食べるんや」
とペーパーナプキンを渡してくれました。
付け合わせのキャベツを油につけて食べるとおいしいとか、
それじゃつけ過ぎだとか、いろいろ教えてくれます。
ただやわらかい関西弁なので、何を言っても穏やかに聞こえます。
そうしているうちに旅の話になり、直島の他に小豆島(オリーブが有名)に行くか琴平
(こんぴらさん)に行くか迷っていると相談したところ
「島ばっかりじゃつまらんやろ」
と琴平を薦められました。
確かに小豆島はエンジェルロードなど景観が美しいことが予想される
反面、
リゾートっぽいので一人旅には向かないかも、と思っていました。
鶴の一声で琴平に決定です。
「琴平は温泉も良さそうですね」と言うと
「あれは冷泉を湧かしているだけやで」とのことでした。(本当でしょうか・・・)
おじさんに近くでおすすめのうどん屋さんも教えてもらいました。
早速の旅のご縁に感謝しつつ、うどん屋さんへ。
香川で一杯目のうどんは、川福という老舗っぽいお店です。
なんとなくうどんから小麦の香りがするような、しないような、
とにかく有り難い気持ちでおいしく頂きました。
帰ろうとしたろ、近くにグーグルマップ上で「プッチーニの小路」なる
文字を見つけてしまったので気になって寄り道しました。
「プッチーニの小路」は、無断駐輪の常習場所と化していました。
(プッチーニについての説明はあるものの、なぜここにその名がついたのかは
謎。)
商店街のイルミネーションを尻目に、
帰り着いた安いビジネスホテルの部屋では
時計が止まっていました。